勉強に関することなどを書いていくブログ

全国で勉強苦手、できないというお子さまがいらっしゃる保護者さまの悩み、不安を解決、解消するブログです

勉強苦手な子に勉強は楽しいよ♪から入ると後々苦労しますよ、という話



勉強が嫌いで、やらない子たちに対して勉強は楽しいよ♪



勉強をやっているうちにやる気が出てくるよ♪というのは



自分からしてみれば、結局何をしたらいいのかわからないので



匙(さじ)を投げました、もうこの子たちには関わりたくありません…



という風に聞こえてしまうんですね、でもそれが悪いと書きたいわけではなく



そうなんですよ、何をしたって言うことなんて聞かないので



そうなってしまいますよね…心中お察しします、しかし



何をしても言うことを聞かないと書きましたけど



それは人によります、ということです、ようは勉強をすることによってどうなるのか?



逆にしないとどうなるのか?というはっきりとした



具体的な部分が見えてないので、理解できずやらないって話なんです



例えば、卓球部の男子中学生が、茶道部の前から好きだった女子に告白したとしても



100%フラれるのがわかっているならば、絶対に告白なんてしないですよね



では、100%フラれる可能性が仮になかったとしたら



ちょっと言ってみようかな…と顔を赤くさせて考えたりするわけです



勉強は楽しいよ♪やる気はやっているうちに出てくるよ♪って具体的じゃないんですよ



具体的じゃないものに人は興味を示さないですし



可能性が低いものは、避けようとしますよね、それに



勉強が苦手な子、嫌いな子に勉強は楽しい♪を入り口に持ってくると



いつか必ずどこかで止まります、それは難しい問題に直面したときか



何十回、何百回と反復しなければいけないっていう段階になったときです



今まで簡単な問題をやってきて楽勝だわ♪と思っていても



この二つのことに直面した瞬間つまらなくなりますし



面倒くさくなりますし、元々勉強が嫌いでやっていなかったのに



勉強は楽しいよ♪でただ吊り上げていただけなので、つまらなくてもやり抜くとか



めんどくさくてもやり切る力がついていないわけですよ



なので勉強が苦手な子の指導方法って苦楽なんですね



苦しいこともあるし大変だけど、それを乗り切れば楽しいことが待っているよ♪



楽もできるよ♪なんですよ、この順番を入れ替えて楽というものを先に持ってくると



結局、順番が変わってしまい、その先は苦しい思いをするという羽目になるわけです



苦楽を共にするという言葉がありますけど、楽苦という言葉はないですよね



あらゆる力を身につけるって、ある程度の苦労をしないで身についたりはしないですし



仮に身についたとしてもたかが知れています、浅い思考で薄っぺらい人間



物事を多角的、多面的に考えることができない人間(昔の自分)



それとは逆に、深く物事を考えることができて深みのある人間



どっちの方が、社会に出てから成果を出せますかね?



何もずっと大変なことをした方が良いと書きたいわけではなく



大変だけど、その中に楽しいことやおもしろいことを



織り交ぜながらやっていきましょう、ということです